*音読メモ*Reading aloud memo)
文迷
(ふみまよう) 源氏物語の音読

「音読源氏物語」カセット・テープを作成するにあたっての、音読・校正・録音・参考資料をまとめました。昭和55年(1980年)当時の状況です。

1.『音読』
「読み」は、漢字は活字本振り仮名に従いました。
振り仮名の無いものは「源氏物語辞典」北山谿太著。「詳解古語辞典」左藤定義編。に依りました。
また、旧かな使いの読みも「源氏物語辞典」のお世話になりました。また無表記の撥音便(ん)は「日本古典文学全集」凡例8を参照、表記の無いものは声にしないことにしました。
読み方には迷いが多く、為に参考にした資料も多数ありましたが20年以上古いことで、今手元に残してあるもののみ参考資料として下に掲げておきます。

2.『校正』
校正は岡本正氏(故人)にお願いしました。各巻のテープが仕上がるごとに「新潮日本古典集成」を見ながら音読ミスを調べて戴き、訂正しました。時間のかかる大変な仕事だったと今聞き返しながら感謝しております。

3.『録音』

家庭用のラジカセを使い、音量の調整も出来ず、雑音もあり、訂正の仕方も録音カウンターをにらんで嵌め込むという無茶なものでした。恥ずかしい仕上がりです。

4.『参考資料』 

・・・・敬称略させていただきました。
伊 吹 和 子 「隆能源氏絵詞における『御』について」・国語国文 昭和28年8月
望 月 郁 子 「源氏物語における 敬称の接頭辞ミについて」・「文 学」 昭和45年3月
諸 星  敬 「接頭辞<御>の読みについて
−中古中世における尊敬の接頭辞「御」の読みについて−」
                        「青山語文第五号」
昭和50年3月
築 島  裕 「源氏物語の音読」 ・ 「むらさき」第十六輯  昭和54年6月
「平安時代の漢文訓読語につきての研究」
 第二節 源氏物語と漢文訓読
                         東京大学出版会
昭和55年
「おほん」か「おん」か ・ 「むらさき」第十八輯 昭和57年6月
萩 谷  朴 「紫式部日記全注釈」上巻 ・角川書店刊
寺 本 直 彦 「大殿(おほいどの・おとど・おほとの)三者の読みの明確な
区分は未詳。」
「ざなれ・はべめり などの読み方について」
  ・・・以上二件は手紙で直接戴いたものです。
池田亀鑑 校異源氏物語/中央公論社
池田亀鑑 日本古典全書/朝日新聞社
阿部秋生・
秋山虔・
今井源衛 
日本古典文学全集/小学館
山岸徳平 日本古典文学大系/岩波書店

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